So-net無料ブログ作成
検索選択

抗がん剤で低下した卵巣機能を凍結保存卵巣の移植で回復に成功!妊娠も可能に

赤ちゃん

抗がん剤によるがん治療を開始する前に、事前に卵巣を摘出し、そこから正常な卵巣細胞を採取して凍結保存しておき、がん完治後にそれを卵巣内に移植して卵巣機能を回復することに成功したという凄いニュースが、先日飛び込んできました。

実はこの記事、東京オリンピック決定の前からちまちま推敲していたものなんですが、東京五輪の決定ですっ飛んでしまったものを、再び手を加えて書き上げたものです。一時はお蔵入りにしようかとも思ったんですが、面白い着地点を見つけたこともあって、思い切って投稿することにしました。

最初におことわりしておきますが、特に後半部分は多分に勝手な妄想を含んでおりますので、軽く読み飛ばしていただけると幸いであります^^;

にほんブログ村 病気ブログ 医療情報へ←応援よろしくです^^(別窓で開きます)

がん治療後の移植と卵巣機能回復は国内初の快挙!

今回行われた治療は、これまで早期閉経の患者さんへの移植例はあるものの、がん治療後の移植は国内で初めて行われたもので、もちろん抗がん剤により痛めつけられた卵巣の機能回復に成功したのも国内初の快挙なのだとか。まずはその具体的な治療方法と経過を見ておきましょう。

平成20年に左右一対ある卵巣の片方を摘出し、1センチ角の組織片10枚を凍結保存した。

女性はその後、抗がん剤治療や骨髄移植を受け回復したが、治療によって卵巣の機能が失われ、エストロゲンという女性ホルモンを作れない状態が1年続いていた。

その後、組織片2枚を解凍し、体内に残った卵巣に移植。半年後、卵子を包む袋のような「卵胞」が発育し、卵胞がつくるエストロゲンの血中濃度も上がったという。

http://sankei.jp.msn.com/science/news/130904/scn13090400190000-n1.htm

早期の卵巣機能低下がもたらす様々なリスク

卵巣機能低下がもたらすリスク

抗がん剤治療や放射線治療による副作用によって、卵巣機能が著しく低下、または失われてしまった場合、たとえがんを完治することができたとしても、将来、赤ちゃんを授かることが難しくなってしまいます特に赤ちゃんを強く望まれている方やそのご家族にとっては、とても大きな問題だと言えますね。

また、卵巣機能の低下によるリスクはそれだけにとどまりません。通常の自然閉経は50歳前後と言われていますが、40歳未満で卵巣機能が低下し閉経を迎えてしまった早期閉経の女性の場合、特に閉経後の女性が危ないと言われる骨粗しょう症はもちろん、心臓疾患や脳卒中、脳動脈瘤などを発症するリスクも跳ね上がると考えられています。

今回の治療成果は、これらの卵巣機能の低下による様々なリスクの回避を可能にする素晴らしい成果だと言えますね!・・・と、普通のニュース記事であればここで終わってしまうんでしょうが、このブログはあくまで僕の個人的な日記ですから、さらにもう一歩踏み込んで勝手な妄想をむくむくと膨らませてみました(`・ω・)b

さらにもう一歩!

今回の治療を今一度、簡単にまとめると次の通りです。

抗がん剤治療を開始する前に、摘出した卵巣から正常な卵巣細胞を採取して冷凍保存しておいたわけです。これにより抗がん剤治療に専念することができ、見事にがんを退治した数年後、冷凍保存しておいた卵巣細胞を、残った卵巣内に移植。すると移植した細胞が、まるで畑にまかれた種のように卵巣内に根付き、徐々に細胞分裂を繰り返した末に、本来の卵巣細胞としての機能を果たすようになったというわけ。


みなさんはこの一文を読んで、何やらピンときませんか?


もしもこの治療にiPS細胞を利用できたら?

この文章の特に後半部分(太字にした部分)は、iPS細胞のお話でよく出てくる表現だと思ったんですよね。で、もしもこの治療にiPS細胞を利用することができればどうなる?って考えてみたんです。すると・・・この治療のより素晴らしい未来が見えてきました。

簡単に説明すると、もしもこの治療にiPS細胞を利用できるとなると、事前に自分の正常な卵巣細胞を採取し、冷凍保存しておく必要がなくなります。なぜなら、iPS細胞による再生医療では、患者本人の皮膚などから採取した細胞を初期化し作製したiPS細胞を、治療に必要な細胞(この場合だと卵巣細胞)に適正に分化させた上で移植するわけですから。

と言うことはつまり、この治療の対象となる人は、これからまさに抗がん剤治療を始めるよ!って人とか、何らかの原因で近い将来卵巣機能が著しく低下することがわかってるけど、今のところはまだかろうじて正常に機能しているよ!って人とか、そういう冷凍保存できる正常な卵巣細胞を持っている人だけじゃなくなるんですよね。

iPS細胞が利用できるってことは、すでに卵巣機能が著しく低下、喪失してしまった人に対しても、この治療が可能になるってことを意味するわけです。

なんてあれこれ勝手に想像を膨らませるのは簡単なんですが、実際には様々な難しい問題があるんでしょうなぁ・・・でもまぁ、かなり無理矢理ではありますが、久しぶりにiPS細胞のことが書けてちょっとテンション上がっちゃいました^^;

sponsored links
nice!(152)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ : 健康  | カテゴリ : 再生医療
タグ : 赤ちゃん iPS細胞 脳動脈瘤 脳卒中 再生医療 骨粗しょう症 放射線治療 抗がん剤治療 心臓疾患 卵巣機能回復
nice! 152
コメント 10
まつき

冷凍・解凍・移植・・・ですか(@_@;) 不思議な世界ですね^^;
治療に専念出来るのは、若い女性にとっては切実ですよね。。。
にしても、冷凍庫代、高そうだなーとか思っちゃいましたw
by まつき (2013-09-17 16:46) 

ニッキー

ips細胞の利用治療ってまだまだ一般的にならないんですね(*_*)
あんなに画期的な治療法なんだから、もっと研究費とかどんどん費やして一般の人も治療を受けられるようになれば、幸せな人がたくさん増えますよねぇ(^.^)
色々難しい事とかあるんだろうけど、頑張ってほしいです(^^♪
by ニッキー (2013-09-17 21:15) 

風来鶏

もしもこの治療にiPS細胞を利用することができればどうなる?

理想的なことですが、実現までには未だ多くの問題が残されていると思います。
法整備だけでなく、臨床実験も数多く必要となりますからね^^;)
by 風来鶏 (2013-09-17 23:58) 

ソノ日暮

◇ まつきさん

ホント不思議な世界ですよね^^;
でもおっしゃる通り!これによって治療に専念できるのは大きいですよね(`・ω・)b
費用がどれくらいかかるのかはわかりませんけど、
あくまで病気の治療として行うものですから、
最近話題になった卵子の凍結保存に比べると、
ずっと安いんじゃないかなぁ・・・なんて期待してるんですがどうなんでしょうねぇ・・


◇ ニッキーさん

ところがどっこい!
実は世界で始めてのiPS細胞を使った治療はすでに始まってるんですよ。
今回は目の難病、加齢黄斑変性の治療ですが、
確か9月の最初にその臨床研究に参加を希望する患者さんの募集がありましたもん。
実際の移植は来年になるとのことでしたが、この研究着実に進んでますぜ^^
安倍さんもこの分野に力を入れてるみたいですしね(`・ω・)b
by ソノ日暮 (2013-09-18 00:10) 

ソノ日暮

◇風来鶏さん

確かにまだまだ多くの問題がありますよねぇ^^;
iPS細胞の最大の課題であるがん化の問題も残されたままでしょうし(-ω-;)
ただ、iPS細胞から臓器をまるまる作製して・・・
なんてことはまだまだ先の話だとは思うんですが、
このトピックスのような組織の再生治療は、結構早い段階で実現しそうに思うんですよね!
現に網膜組織の再生治療は既にスタートしてますし。
そして、その治療が無事に成功したりすれば、
加速度的に進むんじゃないかって期待してたりします^^
by ソノ日暮 (2013-09-18 00:33) 

獏

わざわざお祝いコメント誠に有難うございます☆

by (2013-09-18 11:08) 

ソノ日暮

◇ 獏さん

開設3周年おめでとございます^^
自分には3年なんて想像すらできない数字ですが、
獏さんの白と黒のツートンの背中を追っかけて頑張る所存であります☆
by ソノ日暮 (2013-09-18 14:18) 

momiji

その日暮さんの想像や記事も日々進歩してますねえ。
楽しみにしています(^^)
by momiji (2013-09-20 21:50) 

のらん

医学の進歩もすごいけれど、その進歩を実際に生かすためには、
想像力や創造力が必要なんですね(^.^)
by のらん (2013-09-21 14:47) 

ソノ日暮

◇ momijiさん

お返事が遅くなってしまい申しわけありませんでした<(_ _;)>
そうおっしゃっていただけるのは大変嬉しいことなんですが、
ここのところは特に忙しくって、進歩どころか、
ゆっくりニュース記事すら読めない状況なんですよね(-ω-;)
皆さんのブログへの訪問も滞っていますし、
気ばかり焦ってる状況であります。
なんとかしなくちゃなりません^^;


◇ のらんさん

自分の場合は想像と言うよりも、もはや妄想って感じなんですけどね^^;
正確な知識のある人から見ると、
「何言ってんだ?こいつ」ってことも多々ありそうなんですが、
あくまでここは僕個人のブログってことで許していただこうかと(*´艸`)
実際に医学の進歩に寄与するような想像力や創造力は、
優秀な研究者さん達に全面的にお任せするとして、
僕はただのんびりと”進歩”を眺めるのを楽しみにしています^^
by ソノ日暮 (2013-09-21 23:22) 

トラックバック 0
トラックバックの受付は締め切りました
Copyright © 今日の進歩 All Rights Reserved.